IT弁護士の選び方

炎上させない弁護士を選ぶ

削除に強いIT弁護士に頼むのがベスト

ネットの誹謗中傷を削除するにあたっては、削除に強いIT弁護士に頼むのがベストです。IT弁護士であれば、「弁護士にしかできない仕事」を含めて、総合的な解決を手助けしてくれます。

炎上させない弁護士を選ぶ

IT弁護士を選ぶ際にたいへん重要なポイントになるのが、炎上させない弁護士を選ぶということです。

悪意のない第三者からの反発

誹謗中傷の削除にあたっては、必要以上に強硬策をとると、悪意のない人からまで反感を買うこともあります。

恫喝的なIP開示の乱発と炎上

例えば、恫喝的なIP開示や訴訟を乱発すると、「言論の自由を封殺しようしている」「金にものを言わせて恫喝訴訟をしている」と感じる第三者も出てくる恐れがあります。

そうすなると、誹謗中傷がかえって拡散したり、炎上したりしかねません。残念ながら、実際にそのようなケースは過去にたくさんあります。

判断力やバランス感覚のある弁護士

「戦術」や「戦略」を誤ると、致命的になりかねないということです。このため、弁護士を選定するにあたっては、戦術や戦略を正しく指南できる人を選ばなくてはなりません。(いくらITに詳しくても、判断力やバランス感覚の面で弱い弁護士に依頼すると、リスクが高くなるということです。)

テレビなどのメディアを過信しない

また、テレビや新聞、雑誌に取り上げられているからといって、安心して依頼してはいけません。メディアの露出が得意な弁護士と、影でしっかりと問題を解決してくれる弁護士は同一とは限りません。メディアに登場していなくても、たいへん実力が優れているIT弁護士はたくさんいます。

弁護士に限らず、テレビや新聞は、クライアントの評判を聞いてから取材をするわけではありません。過去に別のメディアの取材を受けているというだけの理由で、惰性的に取り上げることが多いのです。

利用規約と違反申告を使うという手も

サイトには、利用規約に反しているという理由で、違反申告を行って削除するという方法もあります。

サイト運営者の中には、法律違反だと指摘されても削除しないのに、自ら決めた利用規約に違反しときは、素直に削除に応じるという人もいます。

利用規約が根拠なら本人だけでOK?

利用規約が根拠なら弁護士を通さず、ご自身で手続きをスムーズに進めることも可能です。